知っておこう!デリケートゾーンに起こりやすい症状と解決方法

知っておこう!デリケートゾーンに起こりやすい症状と解決方法

知っておこう!デリケートゾーンに起こりやすい症状と解決方法

デリケートゾーンに起こりやすい症状

デリケートゾーンはさまざまなトラブルが起きやすい場所です。しかし、なんとなく話題にしづらいため、トラブルが起きたとしても1人で悩みを抱えてしまう人が多いのではないでしょうか。
デリケートゾーンの異変は重大な病気のサインかもしれません。この記事では、デリケートゾーンに起きやすいトラブルや解決方法について解説していきます。
自分の体のことをよく知って、適切な対応を取りましょう。

デリケートゾーンに起こりやすいトラブルとは?症状を知っておこう

デリケートゾーンに起こりやすいトラブル

デリケートゾーンは汚れやすいだけでなく蒸れやすく、下着などでもこすれやすい部位です。それにも関わらず肌が薄いため、さまざまな症状を引き起こしやすくなっています。
デリケートゾーンに起こりやすい主な症状には、かゆみやにおいといったものが挙げられます。ただし、症状は複数が合わさって発生することもあります。ここでは、よく見られる症状について解説していきます。

#かゆみを伴う症状

かゆみは、デリケートゾーンに起こりやすいトラブルの代表と言えるものです。かゆみの原因は、主にかぶれと感染症の2つです。
かぶれは接触皮膚炎とも呼ばれており、外部からの原因物質が引き金となって表皮に炎症やかゆみを引き起こします。原因となる物質は皮脂や汗による汚れ、特定の物質でのアレルギーなどが考えられます。
また、衣服による擦れや蒸れ、温熱や皮膚の乾燥といった直接の刺激によって引き起こされることも珍しくありません。

かぶれはセルフケアによって改善することがほとんどですが、長引く場合は専門医を受診しましょう。
デリケートゾーンは、菌類などにとって繁殖に適している環境になっています。そのため、菌類や寄生生物などがデリケートゾーンに触れると、人体に影響を与えるほど繁殖して感染症を引き起こし、かゆみを発生させる場合があります。
日々のお手入れ方法で改善しないかゆみがあるときは、早い段階で専門医の治療を受けることが大切です。かゆみを引き起こす代表的な感染症は次の5つです。

まず、知っておくべき感染症は「膣カンジダ」です。膣カンジダは、カンジダ菌が膣内で増殖することで起きる真菌症です。
外陰部や膣に腫れや赤みを発症します。また、カッテージチーズ状の白く濁ったおりものが増え、皮膚表面に白い苔状物質が付着します。
膣カンジダ症はかゆみを伴うとともに、においの原因ともなる病気です。おりものに生臭さがあるなら注意しましょう。こちらの感染症は主に性行為で感染します。

おりものが泡状で緑色がかっているなら「トリコモナス膣炎」の可能性があります。これはトリコモナス原虫によって引き起こされる疾患で、かゆみや痛みといった症状を膣や外陰部に引き起こします。
「性器ヘルペス」もよく知られたかゆみを伴う性感染症です。ヘルペスウイルスに感染することで発症し、外陰部に潰瘍や水ぶくれを作り出し、かゆみと強い痛みを感じるようになります。
この病気は一度感染すると、何度も発症する可能性が高いです。感染するとウイルスが体内に残存するため、体調が崩れたときなどに再発しやすくなります。

外陰部のかゆみがひどいときは「白癬」の可能性が高いです。いわゆる水虫やいんきんたむしと呼ばれる病気と同類のもので、白癬菌が発生した部位によって病気の俗称が変わります。
白癬は白癬菌が増殖したものに接触した場合に感染します。例えば、公共入浴施設の足拭きマットや感染者が身につけた衣服、時には白癬菌に感染したペットから病気をもらう場合もあります。

強烈なかゆみを伴う感染症としては「ケジラミ症」も有名です。これはデリケートゾーンに吸血性昆虫であるケジラミが住み着くことで起きます。主だった感染経路は性交渉です。
また、感染者が使ったタオルや肌着などから感染する場合もあります。ケジラミ症は強いかゆみを引き起こし、場合によってはまつげ、眉毛、ひげといった部位に感染することもあります。

#においを伴う症状

デリケートゾーンはさまざまな器官が近いため、どうしても不衛生になりやすい部位です。それゆえに、デリケートゾーンのにおいに悩む人は少なくありません。
しかし、デリケートゾーンは多少のにおいは発生するようになっています。それは異性を引きつけるためであり、人間が本来持つ機能です。そのため、においに過剰に反応する必要はありません。
ただし、生臭さや磯臭さ、チーズのようなにおいといった健康な状態では考えにくいにおいが発生している場合には気をつけましょう。主なにおいの原因は「外陰部の汚れ」と「感染症」の2種類が考えられます。

外陰部に汚れがたまると雑菌が繁殖しやすくなり、においが発生します。月経による経血や尿の付着、アポクリン腺からの汗が増加するといったことが主な汚れの原因です。
また、汚れはかぶれやかゆみ、腫れといった他の症状を引き起こすこともあります。

おりものが悪臭を伴っている、しこりや腫れができてにおいのある膿を出す、汗をかくと悪臭を放つというような症状があるときは、感染症が原因のおそれがあります。
なるべく早い段階で診療を受けるようにしましょう。においを伴う代表的な感染症は次の5つです。

においを伴う感染症として「細菌性膣症」がよく知られています。ブドウ球菌・レンサ球菌・大腸菌といったさまざまな細菌によって引き起こされる感染症で、細菌性腟症になるとおりものが水っぽく灰色になり、その量も増え、生臭さを伴うことが多いです。
外陰部にかゆみを訴える人も少なくありません。炎症やできものといった目に見えてわかりやすい症状がほとんど表れないことから、異常を見逃しやすいです。

膣のトラブルでは「萎縮性腟炎」も挙げられます。こちらの症状は老人性腟炎とも呼ばれ、卵巣から出るエストロゲンが大きく影響を与えます。
そのため、卵巣摘出後の女性や閉経後の女性によく表れる症状です。おりものの量が少なくなり、その色は赤味や黄色がかったものとなります。悪臭がする場合もあり、ひどくなると出血をしたり、排尿障害を招くこともあります。
膣分泌液が生臭いにおいを帯びているときは「淋病(淋菌感染症)」の可能性があります。これは淋菌によって引き起こされる性感染症で、子宮頸部の炎症を引き起こしますが、女性には自覚症状が起きないことも少なくありません。

子宮にトラブルがあったときもにおいのトラブルの原因となる場合があります。「子宮内膜炎」は、子宮内膜にブドウ球菌やレンサ球菌などが入り込むことで起きる感染症です。
子宮内膜炎を引き起こすとおりものの量が増えるだけでなく、不正出血が起きる場合があります。その他、発熱や体のだるさといった体の不調も見られます。
「子宮頸がん」もにおいのトラブルの原因になりやすい病気です。ガンが体にあるときは激しい症状を想像するかもしれませんが、子宮頸がんは自覚症状がほとんどありません。
進行すると不正出血や下腹部の痛みが起きる場合があります。なお、子宮にできるガンの50%ほどが子宮頸がんです。

#その他のデリケートゾーンに起きるトラブル

デリケートゾーンに腫れや痛みのトラブルが起きるのは珍しいことではありません。腫れや痛みを感じつつも外陰部に擦れなどの外傷性の要因がない場合は、前述の「性器ヘルペス」や「バリトリン腺嚢腫(細菌感染)」の可能性があります。

ヘルペスウイルスは元々多くの人が保有していますが、無症状のままの人が少なくありません。疲れやストレスで体調が悪化したときなどにヘルペスウイルスが活発化し、外陰部の腫れや水ぶくれのような症状を引き起こします。
バリトリン腺嚢腫(細菌感染)は、外陰部にある分泌腺に細菌が感染することで起きる症状です。主に炎症を引き起こします。ひどくなると、膣口周辺に腫れや痛みを起こします。

デリケートゾーンにできものができた場合、それがイボ状で成長しているように感じたのなら専門医による診察を検討しましょう。
できものを引き起こす症状としては、「性器ヘルペス」や「尖圭コンジローマ」が考えられます。尖圭コンジローマはヒトパピローマウィルスによって、イボ状のできものを多数作る病気です。
できものを放置すると、病気が広がる可能性がありますので注意しましょう。

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デリケートゾーンのトラブル予防方法と症状別の解決方法

デリケートゾーンのトラブル予防方法と症状別の解決方法

デリケートゾーンに発生したトラブルは、適切な対応を取らなければ症状が広がってしまうものが少なくありません。症状が表れたなら早い段階で適切なアプローチを取るようにしましょう。
なお、デリケートゾーンを不快なトラブルから守るためには、日々の予防が大切です。ここでは、デリケートゾーンのトラブル予防方法と症状別の解決方法を解説します。

#デリケートゾーンのトラブル予防方法

予防方法としては、主に「生活パターンの改善」と「清潔な環境作り」の2つが重要です。予防にあたっては、まず普段の生活パターンをチェックしましょう。
チェックするべき事柄は3つで、食事、睡眠時間、生活の周期です。体の抵抗力を維持するためには、規則正しい生活は欠かせません。3食栄養のある食事を取り、十分な睡眠時間を確保するように心がけましょう。
また、食事や睡眠の周期はなるべく一定になるようにします。デリケートゾーンを清潔な環境に保つには、服装に気を配ると良いでしょう。通気性が良く、デリケートゾーンが蒸れにくいものがお勧めです。
なお、ジーンズなどのパンツスタイルよりもスカートの方がデリケートゾーンの蒸れを避けられます。

#かゆみを伴う症状の解決方法

かゆみはデリケートゾーンの蒸れや刺激を減らすことで緩和できます。特にかぶれが発生した場合は、股間の蒸れを減らすことが重要な対策になります。
座る時間が長い人は、こまめに立ち上がる癖をつけるだけでかぶれの改善が期待できるでしょう。

また、下着や生理用品などに気を配ることも大切です。下着は肌触りが良く、通気性の良い素材を選びましょう。摩擦が少ないほど、デリケートゾーンへの刺激は小さくなるからです。
生理用品やおりものシートも使用によってデリケートゾーンを刺激してしまいます。そのため、かゆみを改善したいときはこまめに生理用品を取り換えたり、使用する時間をなるべく短くするようにしましょう。

感染症によってかゆみが引き起こされている場合は、その原因となっている細菌やウイルスを駆除する必要があります。
市販されている薬剤でケアできるものもありますが、思ってもいない感染症が原因となっている場合もありますので、自分で判断せずに専門医の診断と指示を仰ぐようにしましょう。

#においを伴う症状の解決方法

においは主に尿や経血の汚れによって発生します。そのため、においの症状を解決するには、デリケートゾーンの洗浄が大切です。入浴時にデリケートゾーンを丁寧に洗い、雑菌や皮脂を残さないように気をつけましょう。
衛生状態を保つためには、普段からアンダーヘアを減らしておくと汚れがたまりにくくなりますので効果的です。感染症が原因となっているにおいのトラブルがあるときはかゆみの症状と同じく、専門医の診断を受けましょう。

#その他のデリケートゾーンに起きるトラブル

腫れや痛みが伴うトラブルは、皮膚への刺激を少なくすることが大切です。体を締め付けず、衣擦れを起こしにくい衣服や下着を選びましょう。
なお、皮膚の黒ずみは摩擦が多い部位に発生しやすくなります。そのため、皮膚への刺激を減らせば、黒ずみの発生も防ぐことができるでしょう。
また、デリケートゾーンにできものが発生した場合は、股間の蒸れを少なくして洗浄で清潔に保つことで、多くのケースにおいて症状の改善が見られます。

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普段のお手入れ方法を見直そう!デリケートゾーンのケア方法とは

かゆみやにおいといったデリケートゾーンに起こりがちなトラブルは、普段のお手入れ方法を見直すだけでもかなり改善されます。
お手入れ方法で最初に見直すべきポイントは、デリケートゾーンの洗浄方法です。1日1回は必ずお風呂に入ってデリケートゾーンを丁寧に洗いましょう。
その際に、かゆみやにおいが気になっても、あまり強くこすって洗わないように気をつけます。強くこすってしまうとデリケートゾーンの皮膚を痛めるだけでなく、黒ずみの原因になりかねないからです。

なお、膣内を洗浄すると細菌バランスを崩す原因となりますので、無理に洗う必要はありません。
デリケートゾーンの洗浄に使うのは普通のボディソープで構いませんが、デリケートゾーンのトラブルが続くときや自分には洗浄力が強すぎると感じた場合は専用の製品を使うようにしましょう。
デリケートゾーン用の洗剤は肌への刺激が少ない製品が多く、粘膜と皮膚の両方を洗うのに適しています。

忘れがちになるのが、デリケートゾーンの乾燥対策です。保湿は普段のお手入れ方法に必ず取り入れるようにしましょう。皮膚が乾燥すると、シワやたるみの原因になります。
それはデリケートゾーンでも変わりありません。保湿が足りないとデリケートゾーンの皮膚が痛みやすくなり、かゆみやにおいが発生しやすい環境を作ってしまいます。
保湿に使う製品は、デリケートゾーン専用のものでなくても問題ありません。ですが、弱酸性で低刺激のものを選ぶとより効果が得やすいでしょう。

デリケートゾーンの環境を快適にするためには、アンダーヘアのお手入れも欠かせない要素です。汚れの原因とならないように、無駄なアンダーヘアは処理しておくことをおすすめします。

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毎日のお手入れでデリケートゾーンを清潔に保とう

どのようなトラブルも、実際に起きてから対処するより事前に予防しておきたいものです。これはデリケートゾーンのトラブルも同じで、かゆみやにおいといった諸症状が発生しないように、普段のお手入れを欠かさないようにしましょう。
デリケートゾーンのトラブルには感染症が関わっていることも少なくありません。おかしいなと感じたときは、迷わずに医師に相談しましょう。

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