デリケートゾーンの黒ずみに石鹸は効果あり?

デリケートゾーンの黒ずみに石鹸は効果あり?

入浴時や着替えのときに気づき、悩みの種になってしまうデリケートゾーンの黒ずみ。
「プロによる高価な美肌ケアではなく、もっと気軽に継続できる方法で黒ずみを解決したい」と考えている人もいるのではないでしょうか。
継続しやすく、自分で黒ずみの改善を実感できる方法の1つには「石鹸を使用すること」があります。
この記事では「デリケートゾーンの黒ずみの原因」「黒ずみに石鹸は効果があるのか」などについて紹介します。

デリケートゾーンの悩みは人それぞれ違う

特に、女性に多い悩みとしてデリケートゾーンの黒ずみがあげられます。
デリケートゾーンは、顔や手足のように普段から誰かの目につく場所ではありません。
しかし、肌の状態は改善に時間がかかりやすく、正しいケアをしなければそもそも改善さえ難しい場合があります。
そのため、デリケートゾーンの黒ずみを改善しようとさまざまな方法を試している人も少なくありません。
黒ずみの改善を目指すには、まず、原因を知っておきましょう。

黒ずみの原因は、ずばり「色素沈着」です。
色素沈着にはメラニンが深く関わっていることを聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
メラニンは、メラノソームと呼ばれている表皮と真皮の間にある器官で作られています。
ちなみに、肌は3層になっており、表面に見えている部分が表皮、その下に真皮、さらに下に皮下組織があります。
長期間、肌に摩擦が加えられるとメラノソームは真皮側へと沈み込み、一部の白血球に捕食されるメラノファージという状態になってしまいます。
メラノファージが増えたものがデリケートゾーンに多い「摩擦による黒ずみ」です。

肌は角質層のバリア機能によって守られています。
ところが、デリケートゾーンは角質層が薄いので肌の水分を保持する力が弱く、黒ずみができやすい状態になっているのです。
デリケートゾーンは下着や生理用ナプキンで摩擦されて黒ずみができるケースが多いです。
ほかにも、出産、脱毛によって肌が黒ずみを起こす場合もあります。

#下着


下着は普段から身に着けているものですが、小さめのサイズやゴムがきついものを避けるだけでも黒ずみは改善しやすくなります。

#生理用ナプキン


生理用ナプキンの多くは石油が原料となった素材で作られており、放湿性が低いのが特徴です。
使用中はデリケートゾーンが蒸れやすいので肌がかぶれてしまい、それが黒ずみにつながります。
また、黒ずみは冷えによる血流の悪さが原因となることもあります。
生理用ナプキンの吸収体に使われている高分子ポリマーは経血を吸収し、ジェル状に固まって漏れを防ぐものです。
しかし、ジェル状に固まる際に冷たくなるため、身体が冷えて新陳代謝の低下を招いてしまいます。

#脱毛


VIO脱毛を行う人は増加傾向にあり、脱毛サロンなどでもメニューに用意されているところが増えています。
肌は刺激を受けると防衛本能からメラニンを多く分泌する性質があります。
脱毛をすると肌は強い刺激を受けるのでメラニンが過剰分泌される場合があり、脱毛した箇所が黒ずみを引き起こすのです。
脱毛ではなく、元々黒ずみがあり、それまで見えていなかった部分が脱毛をしたことであらわになるケースも少なくありません。

#出産


産後はプロゲステロン、エストロゲンという女性ホルモンが増加し、メラニンの分泌が増えやすくなっている時期です。
産後の場合、デリケートゾーンだけではなく、脇や腹部なども黒ずみやすくなります。
デリケートゾーンの黒ずみが目立ちやすいのは、もともと外陰部にメラニン色素が多く、出産によってさらにメラニンが分泌されているからです。
出産が原因となっている黒ずみに関しては、出産前の身体の状態に戻る頃には落ち着く場合も少なくありません。

かゆみにお悩みの方へ

黒ずみ対策でできることは?

黒ずみを引き起こさないためには、肌の防御力をアップする必要があります。
しかし、顔やボディとは違い、デリケートゾーンに化粧水や乳液などで保湿を加えることはできません。
そのため、できる対策は「身体を締め付けない下着を選ぶこと」「専用石鹸を使ってデリケートゾーンを優しく洗うこと」「お風呂あがりにタオルでゴシゴシと擦らないこと」「保湿力につながる栄養をしっかりと摂取し、身体の内側からも対策をする」などがあげられます。

#身体に合った服や下着を身に着ける


身体を締め付けることは血流の悪さにつながるため、できるだけ身体に合ったものを身に着けるのが重要です。
特に、下着は自分の身体に合ったものを見つけるのが難しい場合があります。
身体に合っているか合っていないのかの判断基準の1つは、「下着を身に着けているときにゴム跡が残るかどうか」です。
ゴム跡が残るのは自分の身体に対して下着が小さすぎるからなので、そのサイズよりゆとりがあるものを身に着けるようにしたほうが良いでしょう。
下着だけではなく、服も締め付けが強いものは避けるのが無難です。

#専用石鹸を使用する


デリケートゾーンにはさまざまな常在菌がいるため、洗浄力が高いボディソープや石鹸で洗うのは厳禁です。
しかし、お湯だけではきれいに洗えたかどうか心配になる場合もあるのではないでしょうか。
おすすめなのは、デリケートゾーン専用の石鹸を使用することです。
専用の石鹸であれば洗浄力が強すぎず、肌に刺激を与えにくいので安心して使用できます。
洗うときも強く擦らず、あらかじめ泡立てた石鹸で優しく洗いましょう。

#タオルで拭くときは優しく


水分をしっかりと拭き取ろうとつい強く擦ってしまいがちですが、摩擦は黒ずみの原因になります。
あくまでも優しく、ポンポンと軽く押し当てるようなイメージで拭くようにするのがポイントです。
使用するタオルも、可能であれば肌に優しい素材で作られているものを選ぶようにするのがおすすめです。

#身体の内側からも黒ずみ防止ケア


デリケートゾーンの黒ずみ防止におすすめの食べ物は、メラニン色素の生成につながる活性酸素を取り除く効果が期待できるものです。
積極的に摂取すると良いのは、活性酸素除去効果が期待できるビタミンC、肌作りには欠かせないタンパク質です。
ビタミンCは野菜や果物に多く含まれています。
たとえば、フルーツではみかんやイチゴ、野菜ではピーマン、ほうれん草、ブロッコリー、芋類です。
タンパク質は肉や魚、大豆製品、乳製品に多く含まれています。
日常からこういった栄養素をしっかりと摂取し、身体の中からも黒ずみ対策を行いましょう。

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デリケートゾーンは保湿をしっかり行おう

デリケートゾーンの黒ずみ対策として、保湿をしっかり行うことが大事です。
もともと保湿力が低い部分なので刺激には弱く、肌がかぶれたり、かゆみがでたりしやすいのも困ったところといえます。
しかし、デリケートゾーン専用の石鹸を使えば、黒ずみの改善につなげることも可能です。

#専用石鹸の選び方


肌が敏感になりやすい部分なので、自分の肌質に合ったものを見つけましょう。
合わなければ、保湿どころか、逆に肌のかぶれや乾燥を引き起こしてしまう場合があります。
弱酸性で肌に優しく、洗ったときにしみないことも重要です。
また、黒ずみケアに特化しているものであるかどうかの確認も必要です。
デリケートゾーン専用石鹸といっても種類は豊富で、黒ずみケア向け、おりものの臭いケア向けなど目的によって使い分けることができます。
どちらにも効果的なものもあるので、口コミも参考にして選びましょう。

#赤ちゃん用石鹸はデリケートゾーンに使えるの?


赤ちゃん用石鹸はデリケートな赤ちゃんの全身に使用することができる石鹸であり、中には赤ちゃんから大人まで使用できるものもあります。
弱酸性の石鹸が多いので、刺激も強くありません。
そのため、デリケートゾーンに赤ちゃん用石鹸を使用することもできます。
しかし、黒ずみ対策という点を重視するのであれば、やはりデリケートゾーン専用石鹸を選択するほうが良いでしょう。

#専用石鹸の素材別効果


デリケートゾーン専用石鹸に使用される素材はさまざまあります。
こちらでは、素材別の効果について見てみましょう。
黒ずみ対策には肌のターンオーバーが欠かせません。
古い角質除去に効果的な素材として、パパイヤ、カミツレ、甘草、ツボクサがあります。
ツボクサやパパイヤは古い角質除去に優れ、カミツレや甘草は肌をしっとりと保湿します。

黒ずみとともにおりものの臭いも気になっている場合は、ミョウバン入りのものがおすすめです。
ミョウバンは消臭効果があると同時に、肌を引き締めるので黒ずみ改善にも役立ちます。
ほかには、美肌ケアができる素材として、ローズマリーやセージ、ハマメリスが含まれているものを選ぶのも良いでしょう。
ローズマリーは整肌効果、セージやハマメリスは肌の引き締めやキメを整える効果が期待できるものです。
デリケートゾーン専用石鹸の価格はピンからキリまでありますが、継続して使用できる範囲の価格のものを選ぶことも大切です。
肌のターンオーバーは2、3日で行われるわけではないからです。石鹸なので香りを楽しむこともできるため、お気に入りのものを見つけてケアをしましょう。

#デリケートゾーン用のローションやクリームで保湿力アップ


デリケートゾーン用の石鹸で黒ずみ対策を行うと同時に、専用ローションやクリームも使用するとさらに保湿力を高めることができます。
それぞれを単体で使用するよりも、石鹸とローション・クリームのWケアでしっかりと対策していくことで、改善だけではなく、黒ずみ再発の防止にもつなげることができます。
ただ、ローションやクリームは補助的なものなので、まずは専用石鹸を使い、自分に合った下着、タオルの使い方といった日常でできる面からやってみるのがおすすめです。

デリケートゾーン専用石鹸で継続的にケアしよう

デリケートゾーンの黒ずみの原因は摩擦であることが多いため、自分に合った下着を身に着けたり、タオルの使い方に気をつけたりすることが大切です。
同時に、デリケートゾーンは乾燥しやすく、肌の防御力が強くないので身体を洗う石鹸にもこだわるのがおすすめです。
デリケートゾーン専用石鹸をあらかじめ泡立て、優しく丁寧に洗うことを心がけましょう。