デリケートゾーンが臭う?かゆい!悩みをやわらげる石鹸の選び方

デリケートゾーンが臭う?かゆい!悩みをやわらげる石鹸の選び方

臭いやかゆみなど、デリケートゾーンの悩みは人には言いにくいものです。
気になっても、なかなかクリニックに相談できない人も多いかもしれません。
生理中など一時的に起こる悩みであれば、それほど気にする必要はないでしょう。
しかし、病気を予防するためにも、デリケートゾーンは普段から衛生的に保っておく必要があります。
この記事では、デリケートゾーンに適した石鹸の選び方やお手入れ方法などについて紹介していきます。

デリケートゾーンの悩みは人それぞれ違う

はじめに、デリケートゾーンにありがちな悩みについて説明していきます。
デリケートゾーンの悩みには個人差がありますし、性生活も含めた生活習慣や体質、年代によっても変わってきます。
一般的に多く見られる悩みといえば臭いやかゆみ、黒ずみの他、乾燥やムレなどです。
また、オリモノが悩みの原因になっている人もいます。
オリモノは臭いをともなうこともあるため、量が多いと気になる人もいるでしょう。
オリモノは生理のように一時的なものとは違い、日常的な悩みになっている人は多いかもしれません。

年代別に見ていくと、10代〜20代前半頃のデリケートゾーンの悩みは、ムレや臭いなどが多い傾向があります。
そして、20代後半から40代前半までになると、ムレや臭いに加えてかゆみやオリモノの悩みが出てきます。
40代後半になると閉経する人も増えるため、オリモノの悩みがほとんどです。
こうして見ていくと、デリケートゾーンの悩みは年齢に応じて変化していくのがわかるのではないでしょうか。
もちろん個人差はありますが、体質や生活環境に加えて生理や妊娠といったホルモンバランスの変化もデリケートゾーンの悩みに関係があると考えていいでしょう。
ただし、臭いやかゆみ、過剰な量のオリモノなどが続く場合、何らかの病気が隠れているかもしれません。
石鹸選びや洗い方など普段のケアで改善することもありますが、気になるときは早めにクリニックに相談することも大切です。

また、デリケートゾーンの黒ずみは、乾燥やかゆみが原因になって起こる場合があります。
乾燥やかゆみが気になって手でかいてしまうと、その部分が色素沈着を起こしやすくなるためです。
これは、刺激を受けたことで肌を保護するためにメラニン細胞が活性化されるためで、洗い方によっても起こることがあるので注意しましょう。
他には、下着の擦れなども黒ずみにつながります。このように、黒ずみについては年代に関係なく起こりやすい悩みといえます。
黒ずみは一度できてしまうと改善には時間がかかりやすいため注意が必要です。

かゆみにお悩みの方へ

デリケートゾーンに適した石鹸の選び方

デリケートゾーンを快適で清潔に保つうえで意識しておきたいことの一つが、石鹸の選び方です。
デリケートゾーン専用の石鹸は、さまざまなメーカーから発売しています。
毎日使うものなので、自分に悩みに合ったものを選ぶようにしましょう。
そこで、どのような石鹸を選んだらよいのか、おすすめや選ぶ際のポイントなどについて悩み別に解説していきます。

#臭いが気になるときにおすすめの石鹸


デリケートゾーンの臭いの原因は生理中の経血や汗、尿などもありますが、雑菌の繁殖が原因になっていることもあります。
そのため、殺菌効果のある弱酸性タイプがいいでしょう。
臭いの悩みに焦点を当てた石鹸はたくさん出ています。
泡タイプのものと石鹸タイプの2種類に分かれているので、どれくらい泡立ちがある方がいいのか、デリケートゾーンの状況に応じて選ぶことがポイントです。
例えば、臭いの他に乾燥も気になるなら、肌をあまりこすらずに洗える泡立ちタイプが向いています。
香りについては好みで選んで問題はありませんが、香りによっては自分の臭いと混ざって逆効果になることもあります。
迷ったときは無香料のものを選ぶか、人気の高いものを選ぶのもいいでしょう。

#かゆみが気になるときにおすすめの石鹸


デリケートゾーンのかゆみの原因は、主に感染症やかぶれによるものです。
かぶれは生理ナプキンとの相性が悪いときにも起こりますが、下着の素材や締め付けが原因になっていることもあります。
女性は下着の他にストッキングやガードルなど、何かとデリケートゾーンに湿気を帯びやすい傾向があります。
汗ばみやすいこともかぶれやカビが繁殖しやすい原因といえるでしょう。
一方、感染症の場合は、性的な接触で起こるのが主です。
かゆみが気になるときは、殺菌効果のある石鹸を選び、できるだけ刺激を抑えられるよう泡立ちの良いタイプにした方がいいでしょう。
ただし、性感染症が疑われる場合は早めにクリニックを受診することも大切です。

#オリモノが多いときにおすすめの石鹸


オリモノの量が多いうえに臭いも気になるときには、膣内環境が乱れているのかもしれません。
膣内には善玉菌があり、減少すると環境が悪化する原因になります。
善玉菌はホルモンが乱れることで減少したり弱ったりするため、更年期などにオリモノの量が増えやすくなるのです。
女性の膣内は、弱酸性で維持されるように作られています。
オリモノが多いときはバランスが崩れていると考えられますから、弱酸性の石鹸を選ぶといいでしょう。
オリモノが気になるときは、普通のボディソープでデリケートゾーンを洗わないことがポイントです。

#デリケートゾーンにおすすめしない石鹸とは?


説明したように、女性の膣内は善玉菌によって弱酸性で保たれています。
かぶれやかゆみを防ぐためにも清潔にすることは第一ですが、だからといって洗浄効果の高い石鹸はおすすめできません。
そのため、できるだけボディソープでデリケートゾーンまで洗うのは避けた方がいいでしょう。
膣内の環境を乱さないためにも、デリケートゾーンには殺菌効果があり弱酸性の石鹸を使うのがおすすめです。
デリケートゾーンには、尿や生理の経血などがつきやすく、普通の石鹸やボディソープでは十分に洗い落とせないこともあります。
デリケートゾーン専用の石鹸を使うことは、頭部に専用のシャンプーを使うことと同じです。

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デリケートゾーンにやさしい洗い方とは?

デリケートゾーンは専用の石鹸で洗うことで良い状態を維持しやすくなります。
ただし、洗い方を間違えていては意味がありません。
洗い方次第では膣内環境を悪化させ、デリケートゾーンの悩みを増やしてしまうこともあります。
では、デリケートゾーンはどのように洗うのがいいのか説明していきます。

#ゴシゴシ洗うのは逆効果


デリケートゾーンは、やさしく洗うことがポイントです。
臭いが気になる人の中には、力を入れてゴシゴシ洗う人もいるかもしれません。
しかし、それは逆効果になるためやめましょう。
かゆみがあるときやオリモノが多いときにも、洗い過ぎは禁物です。
力を入れてこすってしまうと色素沈着が起こりやすくなり、黒ずみにつながることもあります。
デリケートゾーンは、まず泡を十分に立ててやさしく洗いましょう。
デリケートゾーンは、ボディブラシやタオルなどを使う必要はありません。
Iゾーンは複雑な構造になっていますから、泡をたっぷり手に取り、指先で丁寧に洗うようにします。
洗うときは爪が伸びていないよう注意し、傷つけないことも大切です。
そして、熱すぎない適温のお湯で洗うこともポイントといえます。

#やってはいけない洗い方


デリケートゾーンを洗うとき膣内まで洗う人もいますが、石鹸でそのまま洗うのはおすすめできません。
前述したように、膣内は善玉菌によって弱酸性の状態になっています。
膣内まで洗ってしまうと、せっかくの環境が乱れてしまう可能性が高くなります。
たとえ生理の経血が気になったときでも、膣内まで石鹸で洗わないよう注意しましょう。
そして、熱いお湯で洗うこともやってはいけないことの一つです。
高温のお湯をデリケートゾーンに直接当てることもやってはいけません。
熱めのシャワーが好きな人は、デリケートゾーンを洗うときは湯温を下げるよう注意が必要です。
デリケートゾーンを洗うときは、高くても37度程度の湯温に抑えておきましょう。

硬めのタオルやブラシでこするのも、デリケートゾーンを洗うときにやってはいけないことです。
こちらも、前述したようにメラニンの発生を促す原因になり、思わぬ色素沈着を起こしかねません。
デリケートゾーンは膣内環境を乱さないようやさしく洗うことが大切ですが、だからといってもお湯だけで洗うことも適切とはいえない洗い方です。
経血や尿のタンパク質などの汚れが十分に落とせませんし、雑菌の繁殖や臭い、かゆみなどを返って引き起こす原因になります。
デリケートゾーン専用の石鹸でやさしく洗い、適温のお湯でやさしく流しておきましょう。

#洗うと痛い?そんなときの対処法


デリケートゾーンを石鹸で洗うと痛い、またはしみるという場合はいくかの原因があげられます。
一つは、こすり過ぎによってデリケートゾーンに傷ができた場合です。
デリケートゾーンの皮膚は他の部分に比べて繊細にできています。
皮膚の表面は傷つきやすいため、こすり過ぎるとむけやすくなります。
もう一つは、下着や生理用ナプキンなどでこすれていた場合です。
前回の入浴では痛みがなかったのに、急に痛みを感じたときには下着や生理用ナプキンを見直してみましょう。

石鹸を変えたばかりなら、成分が合っていないのかもしれません。
特に洗浄効果の高いボディソープを使っているときは成分に注意してみることが必要です。
さまざまな洗剤やボディソープなどに使われている界面活性剤は、洗浄効果が期待できる反面、肌への刺激が強することもあります。
特にデリケートゾーンは粘膜もあり、繊細な皮膚でできているため洗浄効果の高い成分は注意が必要です。
痛みがあるときは軽めに洗い、気になったときははやめにクリニックを受診した方がいいかもしれません。

デリケートゾーンは専用の石鹸でやさしく洗うのがポイント

デリケートゾーンは繊細にできています。
傷がつきやすい部分でもあるため、専用の石鹸を使うことが一番といえます。
特に、臭いやかゆみといった悩みを抱えているときは、自分の状態に合ったデリケートゾーン専用の石鹸を選ぶことが大切です。
そして、適温で傷つけないようにやさしく洗い、ぬるま湯で流して清潔に保ちましょう。