肌の黒ずみの原因と対処の方法について

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肌の黒ずみの原因と対処の方法について

肌の黒ずみはある日突然発生するトラブルのように思えますが、
その多くは様々な原因が積み重なった結果です。

日頃から肌の状態に気を配り、正しくスキンケアを
行うことによって黒ずみを防ぐことができます。

また、黒ずみが生じても適切な処置を施せば綺麗に消すことも不可能ではありません。

いつまでも美しい肌を保つためにも、黒ずみの原因や対処法について学びましょう。

生活習慣から生じる肌の変色について

自分では肌の健康管理に気を配っているつもりなのに、
いつの間にか黒ずみが生じているのは珍しくありません。

特に中高年層の人は肌の黒ずみが生じやすいため、
年齢のせいと諦めてしまうことがあります。

しかし黒ずみに限らず、肌トラブルの多くは明確な原因があります。

綺麗な肌を保つには肌トラブルの原因を明らかにすることが重要です。
肌の黒ずみは大別すると毛穴の詰まりと肌そのものの変色があります。

毛穴の詰まりによる肌の黒ずみは実際に肌が変色しているのではなく、
無数の毛穴が汚れていることで肌全体が黒ずんで見えている状態です。

毛穴の汚れを取り除けば黒ずみは解消されるので、ケアは比較的容易と言えるでしょう。



その一方で肌そのものが変色して起こる黒ずみのケアは非常に難しいと言えます。

肌の黒ずみは皮膚細胞に含まれているメラニン色素がその部分に留まっている、色素沈着の状態です。
皮膚細胞は一定の周期で古い物が分解され、新しい物と入れ替わります。

通常なら新しい皮膚細胞に入れ替わった部分は綺麗な状態ですが、
色素沈着が生じていると皮膚細胞が新しくなってもその部分は黒ずんだままです。

これは皮膚細胞の入れ替わりが生じない、
真皮の部分までメラニン色素が沈んでいるのが原因です。

表皮に該当する皮膚細胞がいくら入れ替わっても、その下に位置する
真皮部分の色素が沈着している限り、その部分は黒ずみが残ってしまいます。

一度黒ずみが生じると除去するのは容易ではありません。



色素沈着が生じる原因の多くは過度の刺激です。
特定の部分に刺激を与え続けるとダメージが生じ、皮膚細胞が壊れます。

その際にメラニン色素がこぼれて周りに浸透しますが、
通常なら肌が変色するほどではありません。

また、細胞が入れ替わる際に古い細胞と一緒に分解されますが、
稀にメラニン色素が表皮を通り抜けて真皮部分まで浸透することがあります。

刺激を受け続けていると真皮部分までメラニン色素が
浸透しやすくなり、結果として黒ずみが生じてしまうのです。

タオルで強く擦る、マッサージを繰り返し行うなどの刺激が
黒ずみの主な原因として知られていますが、
頬杖をついたり裸足で過ごすのも良くありません。

体の重みがかかることで強い刺激が生じ、ひじやかかとが黒ずんでしまいます。



強く擦ったり重みをかけることで生じる黒ずみは摩擦性黒皮症と呼ばれています。
名前の通り、摩擦による刺激で色素沈着が生じ、肌が黒ずむ症状です。

サイズが小さい衣服を着用する、マッサージ機器を使い続ける
などの行為で起こることが多い肌トラブルです。

その一方で日頃から肌の状態に気を配っていれば防ぐことは難しくありません。

病気などの肌トラブルから起こる黒ずみやトラブルが生じやすい部分

肌の黒ずみには炎症性色素沈着と呼ばれるものもあります。
これは皮膚に炎症が起きた際、その部分のメラニン色素が真皮部分に浸透することで生じる黒ずみです。

ニキビなどの皮膚疾患が生じた際、患部は炎症や痛みで常に刺激が生じている状態になります。
これによって皮膚細胞が破損し、メラニン色素が真皮部分まで浸透してしまうのです。

また、痛みやかゆみなどが気になって患部に触れる行為も黒ずみを促進させます。
ニキビを自分でむしり取るとその傷跡が黒ずんでしまうのは典型的な例です。

女性の場合、肌に合わない化粧品を使い続けることで
炎症性色素沈着に見舞われることがあるので肌の状態には十分に注意しなければいけません。
洗剤や植物の汁なども強い刺激を引き起こす場合があります。



多くの人に起こる炎症性色素沈着として知られているのが日焼けです。

小麦色の健康的な肌というイメージがありますが、実際は日差しに含まれている
紫外線の作用で皮膚細胞から大量のメラニン色素が分泌された状態です。

有害な紫外線から細胞を守ろうとする免疫機能が働き、
メラニン色素が分泌されて肌を褐色にしてしまうのです。

日焼けは皮膚細胞の入れ替わりによって自然に消えますが、その一方で紫外線によるダメージは残ったままです。
少しずつですがメラニン色素が真皮部分に浸透し、遂にはシミという形になって黒ずみが発生します。
若い頃に何度も日焼けをした人ほど後年のシミ発生のリスクが高くなるのは紛れもない事実です。



肌の黒ずみはどこにでも生じますが、特にわきや股間、ひじやひざが黒ずみやすいとされています。
わきや股間は表皮が非常に柔らかく、刺激に弱いのが特徴です。

女性の場合、わき毛や陰毛をカミソリで剃ることによって黒ずみが生じてしまいます。
短期間に何度も剃毛を繰り返したり、切れ味が悪いカミソリを使うと黒ずみが生じやすくなるので注意が必要です。

ひじやひざは体重をかけることで生じる圧力が刺激になり、肌の黒ずみを引き起こします。

また、入浴時にタオルやブラシで力任せに擦ることが多いので他の部分よりも肌トラブルが起きやすいと言えるでしょう。

顔の黒ずみは肌に合わない化粧品を使い続ける他、日焼けも原因の一つです。



顔は常に露出している部分なので日焼けしやすく、それだけ黒ずみが生じるリスクも高くなります。
化粧品については個人の体質によって相性が異なるので安易に良し悪しを断言することはできません。

しかし、少しでも肌の状態が悪くなったら速やかに使用を中止するのが肌トラブルを避ける必須条件なのも事実です。

肌の黒ずみを治療する方法や正しいスキンケアの詳細

肌の黒ずみを治療する方法や正しいスキンケアの詳細

肌の黒ずみはほとんどの場合、自然治癒はしません。
一度生じた黒ずみは放置すると一生残ってしまいます。

見栄えが良くない他、黒ずんだ部分は乾燥していることも多いので
出血を伴うひび割れに見舞われることもあります。

傷口から細菌が侵入して重大な健康被害に見舞われる可能性も否定できないことから、
肌の黒ずみが生じたら速やかに病院で治療を受けるのが賢明と言えるでしょう。

肌の黒ずみを消す治療はピーリングと保湿が基本とされています。
ピーリングは皮膚に薬剤を塗布して角質を取り除く治療です。

真皮部分まで浸透したメラニン色素を除去するにはまず、
真皮部分を覆う形で存在する表皮の古い細胞を除去しなければいけません。



色素沈着が生じている部分の表皮は多くの場合、潤いが失われて角質化しています。
角質は水分が少ないので非常に固く、弾力性に乏しいのが特徴です。

ひび割れやあかぎれを引き起こす乾燥肌の原因でもあるので、
黒ずみを取り除きながら健やかな状態に改善させるためにもピーリングは効果的な方法と言えるでしょう。

表皮の状態を改善させることで適度な刺激が真皮部分に伝わり、浸透したメラニン色素の分解が促されます。
ピーリングの際は肌の保湿も同時に行い、新たな角質化を未然に防ぐことも忘れてはいけません。

肌の保湿は市販の化粧水で可能ですが、肌との相性には十分に注意することを心がけます。



手間をかけずに短時間で黒ずみを除去するならレーザー治療が効果的です。
スキンホワイトニングとも呼ばれている方法で、レーザーの照射によって真皮部分のメラニン色素を分解します。

数回の処置でメラニン色素を分解できるのが利点ですが、
レーザーの出力をしっかりと調整しないと却って強い刺激が生じてしまい、
火傷に似た傷が生じてしまう可能性があることを忘れてはいけません。

また、かさぶたや切り傷などが生じている部分には
レーザーの照射ができないので治療の際はその点も注意する必要があります。

すべての病院がレーザー機器を所持しているわけではないので、レーザー治療を受ける際は事前の確認が不可欠です。



肌の黒ずみは一度生じると治療に手間がかかってしまいます。
そのような事態を避けるためにも日頃からこまめにスキンケアを行うことが大切です。

しかし、誤った方法で続けると逆に肌へのダメージを増やしてしまい、黒ずみを促進させてしまうことになります。

自分の肌に合う、正しいスキンケアを行うのが美肌維持の必須条件と言えるでしょう。

スキンケアで何よりも重要なポイントは余計な刺激を与えないことです。
良かれと思ってマッサージを繰り返し行い、それによって肌が黒ずんでしまうトラブルは珍しくありません。

野草の汁を肌に塗って炎症を引き起こすケースもあります。

素人判断や迷信に惑わされず、医学的に正しい方法でスキンケアを行うことが大切です。



体調と衛生の管理もスキンケアの核心と言えます。
どんなに効果的なスキンケアを行っても健康状態が良くなければ美肌を維持することはできません。

特に中高年層の人は新陳代謝の低下によって肌の状態が良くないことが多いので、
毎日の暮らしの中で体調を良好に保つことを意識する必要があります。

新陳代謝を活性化させるのが潤いと張りのある美肌を作る秘訣なので、
栄養バランスを考えて食事を摂ることを心がけます。

適度な運動と十分な休息も健やかな体にするための必須条件ですが、
決して無理をせず徐々に体を慣らすことを忘れてはいけません。

衛生面については洗顔や入浴で汚れを取り除き、清潔に保つのが毛穴汚れによる黒ずみの予防に繋がります。



しかし、洗い過ぎると肌を保護する作用がある適量の皮脂まで失われてしまい、
却って黒ずみのリスクを増やしてしまいます。

体調管理と同様に衛生についてもやり過ぎは避け、肌の状態を確認しながら行うことが大切です。

綺麗な肌の維持は本人の心がけ次第

肌の黒ずみのほとんどは本人の生活習慣から生じるものなので、
毎日の暮らしの中で美肌維持に気を配ることが最大のスキンケアと言っても過言ではありません。

肌が黒ずんでしまう原因を正しく理解し、自分の体に適したケアを行うのが綺麗な肌を保つ条件と言えます。

また、黒ずみが生じた場合は速やかに病院で治療を受けるのが正しい対処法です。